@rabirgoです。
最近は作業の最適化が関心事な訳ですが、生産性を上げるために身につけたいと思っているのが GTD です。
何となくの概念しか分かってなくて実践できてないのですが、Dynalist の Inbox を使うと良さそうかなというところに行き着きました。
参考:Capture stuff to your inbox! | The Dynalist Blog
Inbox とは
Inbox とは、私の理解になりますが、GTD(Getting Things Done) というタイムマネジメント手法で提唱されている、気になるものを集めるボックスです。(収集というステップ)
形は何でも良いので、とにかく収集漏れがないこと大事という理解です。
私は Inbox に Evernote を使ってきてましたが、処理する癖をつけられずに破綻してます。要は溜めるだけになってます。
GTD における「処理」の癖がつけられなかった
なぜ処理する癖をつけられなかったかというと処理やレビューという手順が面倒だと感じてたからで、なぜ面倒だと感じてたかというと「処理」というプロセスがよく分からず自分の手順に落とし込めなかったことだと自己分析してます。
処理の章を読んだときに「まあそうすればいいよね、ていうか無意識にやってるよね」みたいな感想がありました。
でもいざ自分の手順に落とし込めているかというと出来ていません。ぼんやりと頭の中でやってたという感じでしょうか。本では信頼できるシステムに全てを預けるように説いていたと記憶してます。預けられてないですね。
ちなみに「整理」との区別もよく分かりませんでした。「頭の中で何となく処理と整理をやってたつもりになっている」という感覚です。
困らない、と思ってた
自分が「処理」「整理」のことをよく分かってないという自覚はありましたが、理解するために読み直してはいませんでした。そんなに困ってなかったからですね。
困ってなかったというのは、仕事は会社で管理できていたし、プライベートはぶっちゃけ Google カレンダーがあれば十分だったからです。
手が空いたら、その時で「(頭の中にある)やるべきと思ったこと」をやる。部屋が散らかってきたから片付けしようとか、英語の発音の勉強を運転中にできるようにしよう、とか。
ToDo リストもいろいろ試しましたけど続きません。たまに何かを忘れてて助かった、ということはあってもないなら無いでいいかというところです。
でも次に書きますが、自身がこうしたいと思うことに対してはできてなかった訳で、単に「困っているという自覚がなかった」ということになるかと思います。
これからは本当に困る
今は会社という私に「やるべきこと」を強制する装置はありません。自分で考えてやるべきことを作っていく必要があります。
また、過去の自分の時間の過ごし方を振り返ると無駄が目立ちます。もっと英語のトレーニングは出来たのではないか、他に資格取れたんじゃないか、体は絞れたんじゃないか、などなど。(記録が取れてないので体感ですが)
「困らないように」ではなく、自身のパフォーマンスを上げるために「システム」の構築は最優先だと考えています。それで、ここ2ヶ月ぐらい試行錯誤してます。
Evernote や Asana は Inbox として機能しなかった
冒頭で書いた Evernote については、Inbox というブックを作って何でもクリップするような運用にしてました。(PC ブラウザ拡張の Web Cliper や iOS Sharing など)
他に「こんなことしてみたらどうだろう」と思ったらそのアイデアを FastEver などで記録して Inbox へ。そして放置してます。(処理待ちが溜まりまくってる状態)
これは良くないということで、次は rebuild.fm を聴いたこともあり Asana を Inbox として使ってみてますが Evernote と同じことになるなという感覚があります。日付を設定してみたものの期限を過ぎたり関心のなくなったものが溜まってます。
参考:208: Oculus Go On The Go (higepon) プロダクティビティ
参考:Asana
前置き長くなったけど Dynalist の話
Asana もうまく運用できず困ってたところに Dynalist のことを知り、また、Dynalist にも Inbox という概念があるようで、Chrome 拡張や iOS Sharing でクリップできるということを知りました。(ありがとうございます)
参考:【Dynalist】使い勝手が上がる便利なChrome拡張機能 | はっぴ~ぐぅ♪
Dynalist の Inbox のアイテムをそのままアウトラインエディタで「処理」して、カレンダーや ToDo(今のところ Asana)に登録する(おそらくこれが「整理」になる)ということをやればいいかなと考えています。
同じようなことは Evernote や Asana でも出来たかもしれませんが、タスクの構造を変えるということを簡単にできそうな Dynalist が適していると考えています。
さいごに
日刊に書こうと思ったことが長くなったので記事として独立させて書いてみました。
GTD のフローと手持ちのアプリをマッピングして、自分のワークフローを確立させたいですね。今手元に GTD 本がないので、帰宅してから見てみたいと思います。