「Windows10がプロダクトキー(シリアル)なしで使える」と聞いてインストールしてみました。
私の iMac 事情によりちょっと苦労しましたが、噂通り使うことができました!
macOS の機能である Boot Camp で Windows 10 を試してみたいけど、ライセンス買ってまではちょっと・・と躊躇していたので非常に助かりました。
本ポストでは
- Windows10 イメージファイル(.ISO) のダウンロード
- Boot Camp アシスタントでのパーティション作成
- Windows 10 インストール(プロダクトキーなし)
- 再起動時に Windows 10 ではなく macOS が起動されるようにする
までの手順をシェアします。
プロダクトキーなしのインストールで使えますが、無償での使用を推奨するものではありません。
自己責任でお願いいたします。
なお、筆者は必要と感じたら Windows 10 マシンもしくはライセンス購入の予定があります。
(無償で試用することで判断しようと思ってます →結論:Win機を使わない仕事環境になったので購入してません(2020/09/09 追記))
Windows10がプロダクトキーなしで使える
私のネタ元は ごりゅご cast さん、ひいては @moyashi さんの Tweet のようです。moyashi さんも聞いたことのようです。
Windows 10が無料と聞いてMacBookにBootCampを使ってインストールしてみた。「プロダクトキーを持っていない」という選択肢があって、それを選んでもインストールできるね。Windows 10 Proを選べたのでProをインストールした。
— moyashi (@hitoriblog) January 7, 2020
使って大丈夫なの!?
「Windows 10 無料」の意味は、Windows 10 インストール時に『プロダクトキーを持っていない』を選択してもインストールできるよ、ということです。(手順は後述)
それで使っていいの?については自己判断でお願いいたします。
私は Microsoft が通常手段で提供している機能なので違法性はないだろうと判断しました。
Boot Camp で使ってみよう
macOS には Boot Camp という機能があり、Windows をインストールして使用することができます。
本来は Windows 10 ライセンス購入が必要ですが、前述のように無料で使えるらしいということでお試ししてみました。
ずっと Boot Camp か Parallels で Windows 試したいとは考えてたものの、長く使うか分からないのに Windows のライセンス(そこそこ高い)買うのもなぁと思ってたんですよね。
今回、パーティションで苦戦しましたけど
無事に Boot Camp アシスタントで Windows 10 インストールできましたので手順を紹介します。
Windows 10 イメージファイルをダウンロードしておく
こちらからダウンロードしておきます。5.0 GB あります。
Boot Camp アシスタント起動
Spotlight 検索などから Boot Camp アシスタントを起動します。
ほとんどの方が使ったことないんじゃないでしょうか。
外部ストレージ(外付け HDD や SSD、SD カードなど)は取り外しておく必要があります。
Boot Camp アシスタントでパーティション作成(空き容量必要)
ここが一番苦労しました。エラーで進まない!
試行錯誤してみましたが、結論としては 空き容量不足 だったようです。
(試行錯誤については問題解決として別記事にします)
iMac に保存してた動画を外付け SSD へ移動し、空きができたら成功!
結局1時間ちょっと。 pic.twitter.com/DvBZKNDU8N
— 毛利裕介@元NTT系SIer (@rabirgo) January 21, 2020
300GB ほど移動させて iMac の空き容量を増やして再チャレンジしたところ、先に進むことができました!
Windows 10 インストール
あとは特につまづくことなかったです。悩むかもしれないところだけスクショというかカメラで画面を撮った画像で解説。
Windows のライセンス認証「プロダクトキーがありません」を選択
ここがキモですね。先に進めました。
インストールするオペレーティングシステム:Windows 10 Pro
せっかくなので Pro を。
インストールの種類を選んでください:カスタム
カスタム、というのが引っかかりますが新規インストールぽい方を選択しました。
今のところ問題ありません。
インストールの場所を選んでください:PC状況に応じて
慣れないとどれを選択していいか分からないかも。
名前では判断つきませんので、空き容量を見たりして判断します。
ネットワークに接続しましょう:とりあえずスキップ
イーサネット?WiFi じゃなくて?ということで一旦スキップしました。
あとで WiFi 設定できました。
Windows 10 起動!
無事に起動しました。
めでたしめでたし。
Windows 10 起動がデフォルトになってるので変更
Boot Camp の悩ましい点ですが、macOS と Windows 10 を使い分けるには PC の再起動が必要です。
私の場合は iMac 再起動ということになりますが、再起動時にどちらの OS が立ち上がるか?は Windows 10 となってました。
デフォルトで macOS が起動されるように設定変更
私の場合は macOS を使うことが多いのでデフォルトを macOS に変更しました。
システム環境設定の「起動ディスク」を使う
Windows 10 を起動するには Option 押しながら起動
起動したら選択画面になるので、Boot Camp を選択します。
1日のうちで4時間くらい Windows 10 を使う作業があるので、その度に再起動してます。
- 普段は macOS を起動しておく
- Windows 10 で作業することにしたら macOS をシャットダウン
- iMac 電源ボタンを押下して、キーボードの Option ボタンを押し続ける
- 起動ディスクに Windows 10 を選択(Windows 起動)
- Windows 10 の作業が終わったら Windows をシャットダウン
- 再び電源ボタンを押下して、今度は Option ボタン押さない(macOS 起動)
さいごに
再掲になりますが、以前から iMac で Windows 動かしてみたいとは思ってたもののライセンス高いと思って躊躇してたところに今回の情報で試してみることができました。
Boot Camp は悪くないけどやっぱり再起動めんどくさい・・というのが現時点の感想です。ただ使えないかというとそうでもない。
Parallels Desktop 15 for Mac
Boot Camp と並んでもう一つの選択肢である Parallels Desktop 15 for Mac というサードパーティ製の製品(有料、1万円程度)も近いうちに試してみたいと思います。
こちらは macOS 内で仮想マシンとして動作するので iMac の再起動は不要となります。
デモ動画にもあるように macOS <-> Windows のファイルのやりとりも可能だったりします。
無償トライアル版あり。
1月いっぱいは Windows 10 の作業残ってるので、落ち着いたら試してみようと思います!