@rabirgoです。
突然ですが、Dynalist の次は Scrapbox にドハマりました。と言っても使い始めてまだ2日程度ですが。


Workflowy や Dynalist も似たようなところがありますが、頭の中のことを簡単に可視化できるのはとても気持ちいいです。(ただし PC ブラウザに限ります)
ここでは非公開の内容ですが、60ページほど作ってしまいました。
まだ使いこなしてるというレベルではありませんけど、最初はこの辺りのことをぼんやりでも把握してるだけで楽しい、ということを語ってみたいと思います。
情報共有の場として扱い易い
以前から Google アカウントなどソーシャルログイン出来る Wiki がないかなと考えてました。
趣味のグループでのみ共有出来て(ユーザ管理ができて)、独自のユーザアカウントやパスワード作成が不要なサービスが望ましかったです。
独自のユーザアカウント作成となると、めんどくさがって登録してもらえない場合が多いからです。「見てもらえる」というのが重要です。
それらの点で Scrapbox は私のニーズをほぼ満たしてくれています。
後述しますが承認機能があれば言うことなしです。
- Google アカウントがあれば Scrapbox にサインアップできる
- 個人や趣味のグループ、フリーランスなどの使用は無料
- プロジェクトという概念があり、それぞれのプロジェクトは一般公開と限定公開が選択できる
- 限定公開は Invite リンクで参加できる
- ただし、承認制ではないのでリンクが流出すると誰でもアクセスできる(気づけばキック可能だが人が多くなるとしんどい)
- 限定公開は Invite リンクで参加できる
- プロジェクトには https://scrapbox.io/<好きな文字列> を割り当てることができる(早い者勝ちだと思う)
- 編集の通知は Slack や Discord が使用できる(参考)。Scrapbox プロジェクト上では見られないっぽい?
- 特定のページに対して Webhook 追加できると嬉しい。招待用テキストコピペページの Invite リンクが更新される度に全体とはチャンネルを分けて通知できると嬉しい
Invite リンクで参加申請→承認 の流れがあればセキュリティ的にはさらに使いやすいですが、まずは最低限のセキュリティは確保できてるという感じです。
セキュリティは Invite リンク流出が問題となる可能性があり、その対策としては、定期的に変更したり知らない人が Member になってないか定期的にチェックする必要があるかもしれません。
編集することにほとんどストレスがない(PC ブラウザのみ)
上記の通り、まず「場」として扱い易いという点があります。
そして使ってる(編集してる)と「あーこれ書くのめんどくさい」とか思うことがほぼ無くてずっと書いていられる・・というのは言い過ぎですが、かなりストレスが少ないです。
- Gyazo との連携は便利。Gyazo は画像のインスタント共有サービスのようです。
- Gyazo も Scrapbox と同じ会社が提供しているサービスとのことです。
- Mac なら Finder から Scrapbox を開いているブラウザのページにドラッグするだけで画像挿入出来ます
- 私はスクショに Monosnap というアプリを使ってますが、Monosnap からもドラッグで追加できました
- ページタイトル画像という機能があり、設定しておくとページ一覧画面において視覚的に見つけ易い。ページが多くなったときに、例えば(Scrapbox のヘルプページがそうされているように)FAQ 画像があると目につきやすい。
- 双方向リンクを利用したまとめページが作れるのが楽。これも Scrapbox ヘルプの FAQ を見てなるほどと思いました。
- FAQ ページの本文にはページタイトル画像だけ置いて、ほとんど何も書かなくて良い。一つ一つの FAQ ページに #FAQ タグをつけておけば Links から辿れる。
- ブラケット([) を記入するだけでリンクが作成できるのは非常に楽。リンクにしたい文字列をあとから選択してブラケット([) キーを押してもリンクになる。
- ブラケット([)の入力で自動的に ] も入力される。私はブラケットを前後まとめて([] と)入力する癖があるのでちょっと使いづらい。笑
- 使えば分かることですが、被リンクのあるページのタイトルを変えるとリンク元のリンクタイトル名も変更してくれるので助かります。(更新せずに別ものとすることもできる)
- タイトルだけ作成したページには #TODO タグをつけてあとから未編集のページが分かるようにしています(これから増えたり減ったりするでしょう)
用途がいろいろ考えられる
あれこれ使えそう、と考えてると楽しいです。
用途としてすぐ思いつくのは趣味グループの Wiki で、私が作ったプロジェクトは今のところメンバーが10名ほど、まだ join だけという感じで編集されてる方はいらっしゃいませんが、そのうち使い方が分かれば編集してもらえるのではないかと考えてます。
あとは日記(現状は Dynalist を使用)や、自分のブログ記事をそのままコピーしておくとライブラリとして良いのではないかと考えています。(手動コピーは手間なので何か自動化できる仕組みがあればいいのですが)
Web ページをクリップするための bookmarklet も用意されてるので、Evernote 的に使ってもよいかもしれませんね。(私はいまのところ Evernote から乗り換える動機が十分でないのでクリップを溜める場として使うつもりはありません)
Scrapbox だと、これまでいろんな情報(キーワード)が繋がって、自身の関心ごとを整理したりするのに使いやすそうだと期待しています。
さいごに
簡単ですが、私が Scrapbox にハマってる理由を書き出してみました。
もっと活用できるようになるために「Scrapbox 情報整理術」を買ってみることにします。
Kindle で買うか書籍で買うか悩みましたが、今後何度も参照しそうなので書籍で買うことにします!