@rabirgoです。
個人事業主となって1年半以上経ち、今更ながら国民年金基金の申し込みをしました。
最初に調べた時は「メリットなさそうだな」と思ってスルーしたんですが、改めて調べてみるとメリットを感じました。
私がなぜ国民年金基金の申し込みをしたのかをシェアします。
掛金は全額所得控除される
個人事業主として確定申告などして感じるのは「控除のありがたみ」じゃないでしょうか。
控除が多くなると支払う税金が少なくて済みます。
最近まで知らなかったのですが、国民年金基金は支払った全額が所得控除の対象となります。
所得控除となった場合にどうなるか。
こちらのページが分かりやすいと思います。
- 例えば、課税所得金額400万円くらいで、国民年金基金の掛金が年額30万円の場合
- 所得税・住民税の合計で約9万円軽減され、国民年金基金の掛金は、実質約21万円
「掛金が年額30万円」は月額 2.5万円を掛け金とした場合ですが、上限は月額6.8万円なので最大で年額81.6万円を所得控除とすることができます。
(ただし、個人型確定拠出年金にも加入している場合は、その掛金と合わせて6万8,000円以内となります)
最大、と書きましたが国民年金基金の掛け金はちょっと複雑です。
1口目は終身年金、2口目からは年金種類が選べたりします。私はイマイチ理解できてません。こちらの記事がまとまってて良いと思いました。
とりあえず1口だけ加入しましたが、収入が安定したり貯蓄に不安がなくなったら増やしていこうと考えてます。
45歳になる前(若い方)がお得らしい
国民年金基金の資料を請求したのは7月だったと思いますが、しばらく放置してたところお盆明けに電話がかかってきました。
国民年金基金の方からで、45歳になる前に申し込んだ方が実質的な掛け金が安くなるとのこと。
その後、書面でもいただきました。
この時はどういうことかよく分からなかったけど素直に従ってすぐ申し込み。
その後調べて、年齢と共に実質的な掛け金が高くなってしまうということのようです。
44歳1月~45歳0月 17430 / 15000 = 1.162
45歳1月~46歳0月 12,550 / 10000 = 1.255
将来支給される額に対する支払額の割合が高くなってしまうようですね。
42歳1月以降は、支給される金額より高い額を支払わなくてはならないと・・
所得控除により相殺される額ではありますが・・悲しい。
さいごに
小規模企業共済という個人事業主の退職金的な制度があり所得控除になることは知ってたのですが、国民年金基金は知らずにいました。
退職した際に検討した際に読んだかもしれませんが所得控除がピンと来ずにスルーしたかもしれません。
なお小規模企業共済と国民年金基金は控除の枠が異なり併用も可能のようです。
それにしても、会社を辞めて1年半以上経ちようやく「控除の枠を活かし切って老後の資産形成しておきたい」などと考えるようになりました。
遅かったけど気づいてよかった。
今日の世界一周絶景日めくりカレンダー
リトアニアより。
十字架の丘
これはインパクトある写真! 夜は怖そう・・汗