@rabirgoです。
Ulysses をブログエディタとして使おうとした時に最初に悩んだことは、上記 書き出しの一文でした。WordPress 上で <p><a href="https://twitter.com/rabirgo">@rabirgo</a>です。</p>
になるよう投稿したいのに出来なかったのです。
Ulysses の HTML エンコード処理が邪魔だった
TextExpander に Snippet として登録しようとしたところ、以下の問題に当たりました。
<a> タグを使うと Ulysses の HTML エンコード処理が走る
Ulysses から WordPress に投稿すると、WordPress 側でこうなってしまいます。
<p><a href="https://twitter.com/rabirgo">@rabirgo</a>です。</p>
Ulysses で使える Markdown 記法が分からない
私(Markdown がっつり使ったことありません)が一般的だと認識している Markdown 記法の[rabirgo](https://rabirgo.net)
や [rabirgo https://rabirgo.net]
と書いてみてもリンクになってくれません。
一旦チルダで解決、複数行でまた壁
WordPress 投稿後に <a> タグ入れるしかないかなと悩んでたら、どこかで「Ulysses 側で先頭に ~(チルダ) 入れたら良い」と書いてあり、入れてみると確かに解決しました!
ただ、その後複数行に渡る(改行込みの)HTML に当たると再び悩むことになりました。改行がある場合、最後の行の行末に ~(チルダ) を入れるだけでは解決しませんでした。
例えばアプリーチは一行で HTML を書き出してくれるので問題ありませんが、最近 私は使ってない「カエレバ」は複数行の HTML を書き出していたと思います。
理解は100%ではないけど、これで良さそうな解決策
結果的には該当の HTML を選択して「ソースブロック」にすると意図した動作になってくれました。
(画像では一部バッククオートが効いてませんが、今回のこととは関係ないので気にしないことにします)
言葉としてコードブロックとソースブロックの差が分かりませんでしたが、コードブロックだと HTML エンコードされてしまい、ソースブロックだと HTML エンコードされずに WordPress に送信してくれました。
参考
Tutorials – Code Blocks
コードブロックに関する公式ページは見つけました。(英語の長文で読めてません)
ソースブロックは見つけられません。
さいごに
Ulysses にブログパーツ(HTML)を貼りたくても、HTML エンコード問題で WordPress に貼っていたような場合、これで解決になればと思います。
ちなみに冒頭の文は <a> タグ込みの文章にして、チルダで囲って TextExpander に登録しています。