先日、1万ちょいの超小さい 960GB 外付け用 SSD を見つけて思わずポチってしまいました。
BUFFALO の 外付け960GB SSD をポチ。1/13 入荷予定とのこと。
– BUFFALO 製(ネームバリュー)
– USB3.2Gen2
– 名刺サイズ
– 59 gってすごい。持ち出したらすぐ無くしそうw
自宅で Lightroom 写真と動画の保管庫として使う予定https://t.co/lkBBqX7QYg
— Yuusuke Mouri@rabirgo (@rabirgo) January 7, 2020
イメージとしては 960GB で 2.5万だったんですけど、これは1.3万円程度。
外付け SSD も安くなりましたね!!
用途としては動作がもっさりしてる Lightroom の写真を載せるため。
iMac だと内蔵 SSD を換装するの難しそうなんですよね。
以前、ハードディスク(HDD)を SSD に丸ごと変えたことがあり、ぶっちゃけもうやりたくありません。笑

ということで外付け SSD で Lightroom が速くなるか試してみたのでシェアします!
Lightroom のプレビュー表示が遅くて不満
まずは何をどうしたいのかから。
私は iMac 2015 Late (FusionDrive 2TB) で Adobe Lightroom という写真管理ソフトを使ってます。ソフトは有料です。
使い始めた経緯などは置いておいて、しばらくは速度的に不満なかったんですけどここ半年くらいは「プレビューが遅い・・」と不満が大きくなってました。
私が考えた原因として、写真の枚数やサイズが大きくなって iMac の FusionDrive では不足するのかなと。SSD 部分が小さいみたいなんですよね。
冒頭にも書いたように内蔵ディスクの換装はめんどくさいので、外付け SSD で対応してみることにしました。
外付けSSDで爆速化できたのか!?
今回試したのは以下の組み合わせです。
- iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
- BUFFALO USB3.2Gen2 外付SSD 960GB
結論から言うと・・爆速化とまではいきませんでした。
ただ、後悔してるかというとそんなことはありません。
体感でそれなりに早くなりました。
- Lightroom 起動はまだ十分ではないけど速くはなった
- 日付をクリックしてサムネイル表示に待たされることはなくなった(起動直後除く)
期待ほどは速くならなかったものの 大きなストレスはなくなって対症療法としては十分というところです。
これ以上早くするには、もう Mac 本体を買い替えるしかない気がしますね。
SSD、CPU、GPU の性能に依存しそう。
とはいえ数十万の費用をかけてまで買い替えるモチベーションはないので、今回は妥当な施策だったかなと判断してます。
今後本体を買い替えることがあれば、今回購入した SSD は外出先用の SSD として使用するつもりなので問題なしです 🙂
Lightroom データの載せ替えは簡単
以下のような手順です。
- SSD を接続してフォーマット
- Lightroom を起動して環境設定から SSD を指定
- Lightroom を再起動してしばらく待つ
簡単に手順を紹介します。
SSD を接続してフォーマット
まず、購入した SSD を iMac に USB 接続して、その SSD を Mac で使えるように初期化します。
スクショ付きでまとまってるので以下の手順を参照ください。
exFAT形式でフォーマットする場合は、[exFAT]を選択します
私は Windows にも接続する可能性があるので exFAT を選択しました。
終わると Finder で認識できるようになります。

ディスクユーティリティでも見られます。ssd-960gb という名前は任意です(私が勝手につけました)。

ちなみに Fusion Drive はこんな感じでした。1.97 TB 使用ずみで容量的にも厳しかったんですよね。(あとでどうなるかもチェック)

Lightroom を起動して環境設定から SSD を指定
Lightroomを起動して、Command + , で環境設定を開きます。
右下の参照ボタンから追加した SSD を指定します。

SSD を選択すると「元画像の保存場所」が更新されます。
Lightroom を再起動してしばらく待つ
スクショ撮り忘れましたけど Lightroom を再起動するように促されるので、再起動します。
再起動したら自動で移行が始まります。私の場合は 90分ほどかかったと思います。
(ほったらかしで外出したので時間は計ってません。5分くらい眺めて進捗から推測。)

#Lightroom の写真を SSD へ移動中。
設定変更したら Lightroom 再起動で写真を移してくれる仕様だった。iMac 2015 Late Fusion Drive の HDD 部分から移すだろうから、めっちゃ遅い。
4分15秒で1,379枚
5.4枚/秒 のペース
30243 枚あるので 93分 ほど必要な計算 pic.twitter.com/FjNLZxMihx— Yuusuke Mouri@rabirgo (@rabirgo) January 11, 2020
SSD にファイルが移動され、FusionDrive の容量が空きました。
使用ずみが 1.96TB → 1.76 TB へ。


他は撮りためて編集してない動画ファイルなので、処遇を決めかねてます。。
おまけ:SSD 価格の違いが分からない
おまけ。外付け SSD ってもっと高かったよねと調べてみると、やっぱり高いものもありますね。
この SAMSUNG の T5 というモデルは ¥24,222(2020年1月16日)で高めです。
何が違うんだろう。。USB の世代かと思いましたが、Gen2 で同等のようです。
iMac 2015 Late の USB 規格
今回購入した外付け SSD は USB3.2Gen2 と記載があります。
【接続規格】USB 3.2(Gen 2)/3.2(Gen 1)/3.1(Gen 2)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0
つまり SAMSUNG の少しお高い SSD と同じような製品に思えるんですが・・他に差があるのでしょうか。あまり詳しくないです。ご存知の方いらっしゃったら教えてください m(_ _)m
なお、実際の転送速度は Write / Read 共に 400MByte/s 程度でした。

bps(bit per second) に換算すると 400MB * 8 = 3,200Mbps = 3.2Gbps くらい。
iMac には USB 3.0 対応ポートが 4 基あります。これらのポートには USB 3.0、USB 2.0 および USB 1.1 に準拠した装置を接続することができます
USB3.0 は USB3.1 Gen1 と同等だそうです。
さらに、iMac (2017 年以降に発売されたモデル) だと
Thunderbolt 3 はさらに USB 3.1 Gen 2 接続にも対応し、最大転送速度は 10 Gbps です
という記載があるのに対して iMac 2015 のブロックには Gen2 に関する記述がありません。
よって、私が持ってる iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015) では USB3.1 Gen2 (最大転送速度 10 Gbps)には対応してないようですね。
SSD 側が 10Gbps の転送速度に対応してたとしても、iMac 2015 Late は最高 5Gbps の USB3.1 Gen1 にしか対応してないのでボトルネックとなります。
さいごに
まとめます。
- Baffalo 外付け SSD 960GB (USB3.2Gen2) が 1.3 万円程度で買える
- Lightroom のデータを外付け SSD に移したら爆速とはいえないがマシになった(費用対効果としてはそこそこ満足)
- そろそろ iMac 買い替えも視野に。買い換えたら今回購入した SSD は外出用にする
自信を持っておすすめとはいえませんが、気になってる方は試してみてはいかがでしょうか 🙂