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2013年、自身に定着して便利だったキーボード操作(ショートカット)を10個紹介!

@rabirgoです。

年末に書こうと思ってた記事。

自分は長らく、特定アプリケーションのショートカットを覚えたり、キーバインドのカスタマイズをしないようにしてました。

何故かというと、10年ぐらい前に複数の端末(PC)で作業する仕事があって、個人用端末以外はデフォルト設定なのに、手が勝手に動いて苦労したから。脳内で「これやりたい」→瞬間的に自分のPCでカスタマイズしてるキーを叩く→動いてくれない というストレス。

その端末は、セキュリティの問題でフリーソフトなども最低限しか入れてはダメ、という縛りがありました。秀丸やputtyとかってデファクトスタンダード的なソフトは入ってましたが。

その時「カスタマイズって普段使いにはいいけど、こういうときに困るんだなぁ」というのを理解(体験)し、なるだけデフォルトで使うようになりました。もちろん全く使わないというわけではなく、(自身の判断で)一般的と思われるものは使いつつ、過度にカスタマイズはしない、という方針。

生産性を落としながらも渋々そういう使い方をしてたけど、あれから仕事内容やPC環境がいろいろ変わったので「抑制」する必要もないと思い、最近は好きなだけ使いやすい環境を追う方針に変更しました。
(書き出してみると Windows XP や Office 2003 では使えないものの、特に抑制する必要が無いショートカットばかりでしたが)

ということで、メモ的に去年(2013年)覚えたと思われるキーボード操作を紹介。Windows/Mac は区別せず思いつくまま。後に行くほど「覚えて(知って、定着して)良かった」感があります!

自宅にWindows環境がないため、多く(仕事で定着したのでWindowsが多い)が文章のみになってしまいましたが行ってみましょうー

10位 Shift+F10でコンテキストメニュー(Windows)

エクスプローラーで使うと「送る」などが出てくるあれです。マウスの右クリック。

以前使ってたPCは、それ(コンテキストメニュー)用のボタンがあったような気がするけど、使用中のPCはなかったので検索しました。なるだけマウスを使わないように、という観点で探したショートカット。

頻繁には使いませんが、右手(利き手)をマウスに置いてないときに使います。

9位 Ctrl+Tab(Windows – 主にExcel)

MDIと呼ばれるアプリケーションで、ドキュメントを切り替えるショートカット。Alt+Tabに似てます。

Alt+Tabはプロセス間の切換(例えば、Word⇔Excelで、直前にアクティブだったウィンドウと切り替えれる)ですが、Ctrl+Tabは同一プロセス内の切換です。

例えば、Excelのブックを切り替えたり、秀丸のタブを切り替えたりするのに使います。

Alt+Tabと違ってAlternate(交互に切り替わる)ではないのが使いづらいですが、動作が軽いので使うことも多いです。Excelのブックを2枚だけ開いて、疑似Alternateで使ったりとか。

※Shift+Ctrl+Tabで前にドキュメントに戻れますが、順序を混乱してしまうので自分はダメ

8位 Cmd+qでプロセス終了(Mac)

Macは赤いボタン押してもプロセスが終わってくれないなーと思ってて。

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スクリーンショット 2014 01 15 23 17 2

白いの(プロセス)が残ってる

[bash]
$ ps -ef | grep -i safar[i]
501 6537 168 0 11:20PM ?? 0:01.08 /Applications/Safari.app/Contents/MacOS/Safari
[/bash]

これが、Cmd+qだと消えます。Windowsでは Alt+F4 ですね。

7位 Ctrl+矢印キーでデータのある最終セルへ(Windows – Excel)

知ってる人も多いと思いますが、Excel で Ctrl+矢印を押下するとデータが埋まってる最後のセルに移動します。うーん、文章じゃ表現しづらいのでこちらの記事を紹介。

データの途切れるセルにジャンプする [Ctrl] + 矢印キー (Excel 2007)|Excel (エクセル)|Microsoft atLife TIPS アーカイブ

最後に書いてあるように、私はCtrl+Shift+矢印で範囲選択する場合によく使います。

操作自体は以前から知ってたけど定着してませんでした。理由は、データの入力が途切れてたりすると途中で止まってストレスだし、マウスホイールとか使った方が早いよねと思って。

でも、意識的に使うようにしたら定着しました。データが途切れてるの分かってるときは矢印キーを連打してホントにシートの端まで移動した後、一度逆方向を押して戻れば良かったりする。

6位 行コピーをキーバインド(Windows/Mac – 各種テキストエディタ)

行を丸ごとコピーしたいときがあります。以下、メインで使ってる秀丸エディタでの割り当て方法。

ショートカットキーを割り当てる|秀丸マクロ, Word VBA, or the like

手元にWindows環境がないので確認できませんが、どこかに行コピーがあります。Ctrl+yに割り当ててみました。(viのyank)

5位 Ctrl+PageUp/PageDownで選択シート変更(Windows – Excel)

これも最近ようやく定着したショートカット。

Excelシートの移動 [Ctrl]+[PageDown]/[PageUp]:日経ウーマンオンライン【キーボードセレブ】

マウスでクリックした方が早いよね、と思ってあまり使ってませんでした。ちなみに、あまり知られてない気がしますが、Excelの左下の |<<>>| みたいなところを右クリックするとシート一覧が出てくるのでそれを使ってました。

Excelで行こう! – 目的のシートを素早く探す

4位 Shift+Spaceで行選択(Windows – Excel)

入力モードが英数の場合のみ有効。日本語入力モードだと、(デフォルトでは)半角スペースが入力されて残念なことになります。

なにが便利かというと、ハイパーリンクで他のシートに飛んだり、検索したときに「どのセルにフォーカスがあるの?」と見失ったりするんですが、その時にShift+Spaceを押下することで「ここに居るよー!」と分かります。

左上のセル(AZ200 とか)を見てもいいんだけど、目で追うのに時間がかかるんで。。

3位 ウィンドウを整形(Windows+矢印キー)

二つのウィンドウを並べて使いたいときがあります。自分の場合は「Explorer」と何か、「秀丸」と何か、が多いかな。

その時、タイトルバー(各ウィンドウ上部の青い部分)を掴んで一方は左に寄せてウィンドウの右端を調整、もう一方は…なんて耐えられないので適当に並べて使ってましたが、このショートカットで左右に綺麗に並んでくれます。

Windows 7 | Windows 7 のショートカット – 2 – | TechNet

「ウィンドウを左半分に配置」「ウィンドウを右半分に配置」を参照。

これだと、適当に並べるよりは表示領域を無駄なく使えるので視認性が増します。

デュアルディスプレイ環境だと、たまに自分がイメージしてる動きと異なることがありますが、概ね満足してます。(右半分に表示ではなく、隣のウィンドウに移ったりする)

2位 Ctrl(Windows)/Cmd(Mac)+wで閉じる(Windows/Mac)

最初はChromeのタブを閉じるのに覚えたんですが、実はいろんなアプリがデフォルトで実装してるのを知って多用してます。MacでもWindowsでも。確かExcelはデフォルト。

プログラマ的な仕事をしてると複数のテキストファイルから横断的に特定の文字列を検索する「grep」という機能を頻繁に使う(誇張なしで、1日100回以上使う)んですが、秀丸なんかだとgrepする度にタブが増える。(Sublime text は一つのタブに grep 結果が追加されていく)

一通り作業を終えたときとか、タブが増えすぎて訳が分からなくなったときに整理するためにCtrl+wを連打してタブを整理してます。

ちなみに秀丸は、デフォルトではショートカットとしては登録されてなかったと思うので追加が必要。ExcelやWordは対応してます。

1位 セルコピー→貼り付け先で右クリック→s,vで値の貼り付け(Windows – Excel 2007以降?)

さて、栄えある一位は…それってショートカット?とも思える操作。

Excel Hack…! セルに値のみを貼り付けるショートカットキー | Tipstour

多くの場合、コピー元の数字や文字はコピーしたくても、罫線や文字色、背景色等をコピー先に適用したいと思うことはありません。数字だけ、文字だけが欲しい。

その場合は「形式を選択して貼り付け」して値のみを貼り付けるわけですが、この操作を知らなかったときは

  1. コピー元のセルを選択してCtrl+Cでコピー(これはいい)
  2. コピー先の先頭セルを選択して、右クリック(これも問題ない)
  3. 「”形式を選択して貼り付け”を目視で確認し、マウスでクリック」
  4. ダイアログが表示されるので「”値”を目視で確認し、マウスでクリック」
  5. リターン、もしくは「OK」を押下

という、割と複雑な手順を踏んでたわけです。マウスでクリックするために、目視でメニューを探すのがストレス。

これが、(Excel 2007 以降だと思うんですが)貼り付け先のセルを右クリック→s,v と、マウスで1操作、キーボードは2キー押下、で済むようになりました。

キーボードしか使わないなら、

  1. Ctrl+C
  2. 貼り付け先のセルを矢印キー等で選択
  3. Shift+F10
  4. s
  5. v

となります。

「たった数秒」ですが、1日の中でも使う回数が多いので長い目で見るとそれなりの時間になるでしょう。なお、数式の貼り付け(右クリック→s,f)や書式(右クリック→s,t)の貼り付けは選択した後にリターンでの確定が必要だったりします。何故だ。

あと、私は今のところ使ってませんが、形式を選択して貼り付けは「Ctrl+Alt+v」らしい。ちょっと押しづらいけど意識してみようっと。

今年は

ショートカットに加えて、スニペットを工夫して生産性向上したい。

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