いやいや。手書き非効率と思ってる私がほぼ日手帳を買ってしまいました。
@rabirgoです。
以前から手帳には興味を持ってましたが、ここ数年間はチャレンジするかどうか迷って「どうせ続かないよ」と見送ってました。
なぜ手帳かというと、単なる憧れもありますが
「成功してる人は手書きの手帳を持っている」という話を見聞きするからです。
ただ私の場合、メモ魔でもないし、手書きが好きって訳でもないし、手帳を綺麗に残しておくことに憧れみたいなものもありません。
今回はそんな「やらない理由」を乗り越えて、手書き手帳にチャレンジする理由をメモしておきたいと思います。
- ほぼ日手帳の紹介
- なぜ手書きの手帳にチャレンジすることにしたのか
ちなみに手帳は私にとっては手段であって目的ではありませんので、
手帳を彩って振り返って楽しむ的な話はありませんのでご了承ください。
ほぼ日手帳の紹介
数日前の日刊で軽く紹介しました。
「3.7ミリ方眼」がベースのレイアウト
トモエリバーという超軽量印刷用紙であること
180度フラットに開く
文庫本サイズ(A6)の「オリジナル」と A5 サイズの「カズン」がある
ほぼ日手帳に決めたのは、180度フラットに開くという機能です。
福岡天神の LOFT で確認して、そのまま購入してきました。
まずは「書きやすさ」の面でハードルを下げないと。
サイズは初めてだしそんなに書き込む予定もないので A6 にしました。
カバーは悩んだ結果・・どーん。
ぼくドラえもん笑
福岡天神 LOFT にカバーとセットで売ってあったほぼ日手帳があまりにもシンプルで面白くなかったんですね。
ちょっと変わり種をと思ったらドラえもんしか自分にヒットしなかったのです。
ちなみに手帳とカバーのセット販売だと少し安くなりますが、別に買うと少し割高になります。
ただ、このカバーについて言うと実はインクが滲んでるように見えるところがあまり気に入ってないです。笑 しょうがないやで買いました。
在庫は3つあって全て滲んでたのでこれがデザインなんだろうと思いますけどね。
(公式によると油絵をイメージしてるのだとか)
まあ、セミナーとかカフェでネタになりやすい、認知されやすいかなという思いもあります。よろしくお願いします(なにを)。
なぜ手書きの手帳にチャレンジすることにしたのか
まだ使い始めてないので手帳の紹介はそこそこにしまして。
なぜ手書きの手帳にチャレンジすることにしたのかを列挙したいと思います。
大まかに、手書き手帳にチャレンジしてみることにした理由は以下の3つです。
- 習慣化することによる具体的なメリットがイメージできた
- イメージよりデメリットが小さそう
- 習慣化、ルーチン化するテクニックが身についてきた
特に1番目ですね。運用を続けるには手書きのメリットを感じてないとダメだと思ってます。
それぞれについて最近の体験を交えて書いていきます。
習慣化することによる具体的なメリットがイメージできた
12月に入ったぐらいから朝のルーチンとして、10cm 四方のメモ用紙に1日のうちにやりたいこと、やるべきことを手書きで書き出すようにしてます。
ToDo やルーチンなんて ToDoist や Taskuma などのアプリで十分、手書きなんてめんどくさいと思ってやってなかったんですが、どうも手書きが良い ようです。
何が良いかを書き出すとこんなところ。
- 翌日に申し送りが多くなると、書き出す量が多かった場合に「そんなの無理だろ」って自分にツッコミが入れられるので見積もり意識が強めに働く。
- 結果的に無理に詰め込まないようになる&申し送りにならないように消化したくなる
- デスク上で常に見えるところに置いておくので作業に集中できる、今日やると決めたタスクに戻ってこられる
- 1日に何度も時間の経過とタスクの消化状況を照らし合わせるので、遅れや生産性の向上へ意識が向きやすい
- 消し込むことで前に進んだ実感を得られる
近いことを見聞きしてたと思うんですが、自分でやってみて実感しました。
まず、すぐ目につくところに置いておけるというのがホントに重要。
頭の中で分かってればいいじゃん、アプリで管理してればいいじゃんと思ってましたけど、そうじゃなかった。
PC で常に見えるようにするというやり方もあると思うんですけど、紙の方が手っ取り早いです。
あと私にとって、手書きにより良い効果を生むのは貧乏性と DRY(Don’t Repeat Yourself)の意識かなと言う気がしてます。
貧乏性
貧乏性ゆえなのか、手書きした時間を無駄にしたくない という意識が働くようです。
デジタル管理だと、簡単に先送りするし、ToDo として残ってるだけで満足してしまっているような状況です。いつまでも消化されないタスクがたくさんある。
見方を変えるとアプリでメモしたりした時間的な投資に対して 真剣に回収しようとしないということかも。
どう考えてもそれは良くないですよね。
メモ取るのはいいんだけど、ちゃんと取捨選択して活かすべきは活かしたい。
どうすべきかと試行錯誤した結果、日々の ToDo 決定は手書きでやるのがいいのかなと思うようになりました。
(先ずは ToDo から。日常のメモ取りを手書きに移行するのまだ難しそう)
手書きして、それを無駄にしたくないという自分の性質(貧乏性)を利用する感じです。
DRY(Don’t Repeat Yourself)
「何が良いか」のところにも書いたように、手書きで翌日にタスクを申し送りしてると「また同じこと書いてめんどくさい」「何でまだ終わってないんだよ」と自分にツッコミを入れることになります。
私はなるだけ同じことをしたくない星の人なので、改善の意識が生まれ、どうすべきかなと常に考えるようになります。
例えば、この手書き手帳計画もそうですけど
別の記事に書いた自宅の普段着ジャージ計画も改善策です。
着替えない対策は Amazon で買い物してみました。
この記事では寒いからという文脈で書いてますが、着替える時間を短くしたい(無くしたい)という意図もあります。タスク消化の時間に回したい。
これは日々のタスクが終わらない理由として「ランニングの準備に時間掛けすぎ」という振り返りから着替えを改善できないかと考えた結果です。
その他にも「1日あたり10時間を生産的な時間に使えないか」「3000文字のブログを1時間で書き終えるにはどうすれば良いか」などこれから考えたいことはたくさんあります。
(この記事も、下書きがあったにも関わらず書き始めてから1時間以上が経過・・)
そうやって考えて手書きにして実施する、というのがいい方向に進みやすいのかなと考えるようになってます。
というか DRY の精神から、どうしたら生産性が上がるかって考えるのをもうやめたいんですけどね・・笑
イメージよりデメリットが小さそう
とにかく「手書きはめんどくさい、効率が悪い」と考えてましたが、そんなことはなさそうです。
まず、1日にできることって限られてるので、めんどくさいほどの量は書けないんですね。
1つあたり2時間見積もりのタスクを4つ書けばもうその日のタスクとしては十分な量になります。
そのタスクの書き出し時間は今のところ5分以内です。
書き出し1分、書き出したことにあれやこれや考えるのに4分くらい。
そして効果を定量化するのは難しいですが、感覚としてこの5分が上述したメリットを生み出してる感覚があります。
つまり手書きする時間(費用)に対する効果は高いと思えてきました。
冒頭に書いたように手帳を見返して楽しむように書くという意識はないので、短い時間、最低限の時間的投資ですみそうと思っています。
習慣化、ルーチン化するテクニックが身についてきた
これは Taskuma の力によるものですが、朝から ToDo を書き出すという習慣を得られたのは手書き手帳を運用できそうという見込みに大きな影響を与えてます。
朝から手帳を開いて ToDo を書き出す、
夜その日の終わりに反省点や良かったことなどを1つでも書き出す、
くらいならできそうです。
さいごに
ほぼ日手帳の紹介と、手書き手帳の運用にチャレンジする3つの理由を書き出しました。
まとめるとこんな感じです。
- メリットがイメージできた
- デメリットが小さそう
- ルーチン化できそうな目処がたった
もっと大雑把にいうと、ビジネス書でよく言われる「書くと実現する」理由が分かってきたような気がするので手書き手帳を使ってみようと思ったわけです。
また続けられず何千円かをドブに捨てて捨てられないゴミを増やすことになるのか、
はたまた来年の今ごろ「手書き最高!」って布教してるのか。
楽しみですね。