@rabirgoです。
新しいスキルを手に入れて、積ん読解消して、ブログ1本書いてしまおうという
一日一学です。
今日は「Column 色について」です。
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「色について」これから始めるPhotoshopの本 156ページ
コラムに書いてあることを箇条書きでまとめます。
- Photoshop では目的に応じてカラーモードを設定することで正確な色で出力することができる
- パソコンなどのモニターで表示する場合は「RGB」を選ぶ
- 印刷として出力する場合は「CMYK」を選ぶ
- 印刷屋さんに印刷をお願いする場合はカラーモードを「CMYK」に設定する
- ただし、家庭用のプリンターで印刷する場合はカラーモードが RGB の状態で印刷しても Photoshop や プリンターで色を変換してくれるので問題はない
- カラーモードの変換は [イメージ] メニュー→ [モード] で選択するか、 [編集] メニュー→ [プロファイルを変換]を選択する
RGB
- 「RGB」は光の三原色と呼ばれるレッド、グリーン、ブルーの3色の掛け合わせで色を表現する
- RGB では主に「sRGB」と「Adobe RGB」が使われる
- 「sRGB」は「standard RGB」の略
sRGB
- 国際標準規格として一般的なデジタル機器が準拠しているため Web などモニターでの表示が目的の場合は sRGB を使用
Adobe RGB
- 「Adobe RGB」は「sRGB」より広い色域が再現できる
- また「CMYK」の色域内にある多くの色が再現できるため商業印刷用途などで使われる
- モニター上で「Adobe RGB」を再現するには対応するモニターとソフトウェアが必要なため正確に扱うには多少ハードルが高い
- 「Adobe RGB」は「CMYK」に比べると表現できる色の範囲が広いため、「Adobe RGB」から「CMYK」に変換した場合には色がくすむ傾向あり
- しかし写真の補正をする場合は色域の広い「Adobe RGB」で補正をしてから「CMYK」に変換する方が補正もしやすく綺麗に仕上がる
CMYK
- 「CMYK」は色の三原色と呼ばれる「シアン」「マゼンダ」「イエロー」に「ブラック」を合わせた4色の掛け合わせで色を表現する
- ブラック以外の三色を重ね合わせた場所が「黒」
- 色のない場所は「白(紙色)」で表現される
- しかし3色のインクを混ぜても正確な黒にはならないため黒を表現するためにブラックのインクを使う
- またブラックに他のインクを混ぜた黒をリッチブラックと呼び、より深い黒を表現する場合に利用する
画面の場合は RGB で印刷物の場合は CMYK って感じでしょうか。
さいごに
モニタのスペックで「Adobe RGB 対応」みたいな謳い文句を見た気がしますが、なるほどそういうことなんですね。
ちなみに CMYK の K にブラック(Black)の B を使わないのはなぜなんだろうと思ったら、Black を指すのではなくではなく「Key Plate」の略とのこと。
実質 黒みたいだけど、正確には黒って意味ではなさそうです。
さて、これで「これから始めるPhotoshopの本」は終了です!
次回、まとめ記事を作成します。
これから始めるPhotoshopの本[CC2017対応版] 出版社: 技術評論社 (2017/2/4)
今回のネタ元はこちらです。
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