@rabirgoです。
今日 Twitter で「アドセンス狩り」って言葉を見ました。
アドセンス狩りってあるのか😱
知らなかったbot クリックで異常な売り上げ出して広告停止させるのね https://t.co/g6NPgPLg54
— 毛利裕介@博多フリーランスIT系 (@rabirgo) January 3, 2020
パッと見わからなかったんですけど、引用元の Tweet に貼ってある画像から1日の収益が 19,360 円で「異常」ってことみたいです。
知らなかったのでアドセンス狩りについて調べてみました。
アドセンス狩りとは
以下の規定にわざと違反させて(違反したように見せかけて)、攻撃者が気に入らない人が Google AdSense で収益を得ることを阻害する行為ですね。
広告主様の費用やサイト運営者様の収益を作為的に増やす不正な操作がないか調べています。
本来は「サイト運営者が自分のサイト広告をクリックする行為を禁止」するものだと考えられますが、それを逆手にとって Google AdSence アカウントの停止に追い込むと・・
嫌がらせのパワーって凄まじいですね。
アドセンス狩りの手法と対策
攻撃手法としては2種類ある(あった)ようです。
- アドセンスコードを無断で別サイトへ転載(現在は不可)
- アドセンス(広告)の不正クリック
手法1:アドセンスコードを無断で別サイトへ転載
Google AdSence で禁止されているアダルトコンテンツや著作権違反を侵しているサイトへアドセンスコードを転載するという攻撃手法。
違法なコンテンツ
知的財産権の侵害
絶滅危惧種
危険または中傷的なコンテンツ
不正行為を助長する商品やサービス
不適切な表示に関連するコンテンツ
悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
露骨な性的描写を含むコンテンツ
国際結婚の斡旋
家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
ただ、この手法については無条件で自衛できてるようです。
10月上旬新規合格者より、仕様が変更されています。
新しい仕様ではその設定項目はありませんが、サイトのステータスが「準備完了」になっていれば「自分のサイトのみ広告コードの使用を許可する」と同じ意味となっています。
ということで、そういう手法もあったんだねで終わり。
手法2:アドセンス(広告)の不正クリック
攻撃側が(興味もない)広告を何回もクリックする行為です。
これは基本的に防ぎようがありませんね。
bot 作る技術があれば簡単にできます。頑張れば手動でも。
対策としては、不正なアクセスを検知したら Google AdSense に連絡するということになりそうです。
また、WordPress プラグインもあるそうです。
評判良さそうなので入れておきました。
さいごに
なぜアドセンス狩りなんてするんだろう?と考えると
攻撃側に利益は発生しないので、嫌がらせでしかないと思います。
ということは、何らか嫌がらせを受ける理由があるということでしょうね。
ネットで目立って、感じ悪いと狙われてしまうのかな?
じゃあ目立たなければ・・とはいかず、目立たないと収入になりませんからね。
私が受けたとして、現時点ではお金面で困るほどの収益は発生してませんけど、時間とモチベーションを削られるのが痛そうです。
尖ったブログを書かれてる方は対策しておいたほうがいいかもしれませんね!