@rabirgoです。
以下のポストで書いたように、友人の会社に社内チャットツールの導入を提案しようとしています。
会社は大きくはなく、従業員の方は見てる限り30〜40代くらいの方が多いので【導入】が最初で最大の課題になりそうです。
後は抱えている問題点が解決できそうか、ですけど、もう少しヒアリングを進めてみないとなんとも言えません。
まず導入が容易そうか、を見てみようと思います。
- アカウント登録
- ワークスペース、チャットグループ等の作成
- アカウント招待
あたりがスムーズにできるか。
みてみましょう。
LINE WORKS
ユーザ登録してぼっちで使ってみました。
ユーザ登録、ワークスペース作成(テナント登録)(PC)
ざっと画像だけ。
まずアカウントと、テナントと呼ばれるワークスペースのようなものを同時に作るようです。
アカウントについては、2種類のログイン方法が提示されて少し混乱しました。
こちらのページに書いてあり、別アカウントなんだなと理解しました。
Q1. ログイン方法の「LINEアカウントではじめる」って何ですか?
ログイン方法の「LINEアカウントではじめる」は、LINE WORKS専用のID・パスワードを設定しなくても、LINEアカウントを使ってログインできる機能です。LINE WORKS専用のID・パスワードを設定しなくて良いので便利ですが、PCからもログインしたい場合は、あらかじめPCからもLINEにログインできるように設定しておく必要があります。
「LINE WORKSアカウント」を選ぶと、LINE WORKS専用のアカウントを新規に設定します。LINE WORKSにログインするためにID・パスワードが必要になりますので、忘れないようにご注意ください。
私は LINE WORKS アカウントを作ってみました。(ぼっちテナント)
アカウント招待
メンバー追加は招待用リンクみたいですね。
社員のみなさんに QR コードなりで入って貰えばよいのかなと思います。
LINE WORKS アプリはダウンロードが必要な模様。
あとはアカウント毎の権限周りが気になりますが、とりあえずこんなところでしょう。
ちょっと触って気になったこと
「Drive」がベーシックプラン以上じゃないと使えないのは厳しいところ。
情報共有を考えると Drive のような機能が使えると助かると思います。
月額契約 ¥600/月/人の費用が認められるかどうか微妙です。
ただ個人的には、知人会社だと写真に品番をつけたりという用途が主なので OneNote などの方がいいと思ってます。
OneNote を進めるなら、使うアプリが多くなると難しくて使えません問題をクリアしないといけないですね。
Chatwork
こちらもユーザ登録してぼっちで使ってみました。
ユーザ登録
まずはメールアドレスを登録して仮受付のようなメールを受信し、メールから本登録を行う流れです。
グループ作成
Slack ワークスペースや LINE WORKS のテナントのようなワークスペースを作るタイプではなく、LINE グループや Google ハングアウトのようなイメージみたいですね。スクショは割愛。
グループ作成は簡単に出来そうです。権限などは考えなくて良さそう。
また、グループの写真も変更できそうなので良いですね。視覚的にグループが選択できるのはメリットです。
(LINE WORKS はグループでのトークルームを作れてないので、写真変更が出来るか不明)
アカウント招待
こちらも招待リンクのようです。
※ アカウントを持っていない方や、コンタクトがつながっていない方も招待できます。
※ アカウントを持っていない方は、ページ下部の 今すぐ無料で利用する からアカウント登録することで、グループチャットに参加できます。
また、Google アカウントとの紐付け(Googleコンタクト連携)を行えば、Google アカウントのアドレス帳から招待メールが出せるようです。
ちょっと触って気になったこと
アドレス帳は Google アカウントと紐付けできるのに Google アカウントでのログインはできなさそう。
ファイル共有はファイル置き場としてはありそうですが、ファイルにタグつけたりなどの付加機能はなさそう。
さいごに
LINE WORKS はとっつきやすさ(導入しやすさ)という点で良さそうに思えますね。
ただ、LINE WORKS の iOS アプリの評価が低いのが気になってみてみたら
「このアプリのせいでいつも上司から問い合わせが来る、削除しろ」みたいなコメント
がありました。
導入を薦めるにしても、運用ルール決めておかないとまずそうですね。
Chatwork は、チャット機能についてはあまり特徴がないという印象を持ちました。タスク管理機能が流行ってる要因なのかもしれませんね。
今回のケースでは LINE グループを運用しているという背景があるので、LINE WORKS だと導入しやすそうです。
「覚えるべきことが増える」と思われてしまう障壁がなさそうなのが良いです。
なお、いずれも今後の外部サービス連携や bot 導入が柔軟ではなさそうな印象を持ちましたが、あまり複雑なことはできなさそうなのでとりあえず置いておこうと思います。